横浜市港南区上大岡西1-15-1 camio 2F
受付時間
9:00〜11:30
14:00〜17:00
(土曜は午前のみ)
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日帰り白内障手術の流れ
日帰り白内障手術を希望される方は、一度、来院して、術前検査をうけていただきます。この検査で手術の適否、合併症の有無等を確認の上で手術日を決めます。手術日は毎週月曜と金曜です。(臨時に火曜に手術することもあります)
手術当日は事前にお渡ししてある散瞳点眼薬を数回、手術する眼に点眼しながら、昼前に来院してもらいます。
当院手術室にて12時半〜13時に開始、約20分の手術で、13時〜13時半には、帰宅となります。帰宅時は眼帯をしてもらいます。
翌日、朝に診察し、この時に眼帯は外し、以後、眼帯は使用しません。
術後4日目、7日目、14日目、21日目、1ヶ月目と診察に受診していただきます。
日帰り白内障手術に適さない、入院しての手術をお勧めする場合。
寝たきり等、通院が困難である場合。重度の心臓病等、全身状態不良例。
片目を失明している例などがあります。
白内障手術が難しい症例
過去に網膜剥離、緑内障、硝子体手術等受けている場合
落屑症候群等、チン氏帯弱い例
虹彩癒着等瞳孔散瞳不良例
増殖性糖尿病性網膜症
以上の症例などでは大学病院での手術を勧める場合もあります。
当院の白内障手術
所要時間は約20分、麻酔は点眼麻酔などの眼の周囲のみの麻酔で行われます。
手術創は幅2.8ミリメートルの極小切開創で超音波乳化吸引術により白内障を砕きながら吸引します。その後、筒状に丸めた眼内レンズをその小切開創より眼内へ挿入する手術法で行っております。
過熟白内障等、核が硬くなり超音波乳化吸引術が不適と思われる場合は計画的嚢外摘出手術で手術します。
症例に応じて、最も安全と思われる手術法を選択して行います。
当院では白内障手術に8,000例以上の豊富な経験を有しております
オゾン水滅菌法
当院では手術野の消毒、手術器具の洗浄に直接電気分解式オゾン水生成装置で作ったオゾン水を使用しています。オゾン水はどんな細菌、ウイルスにも有効であり、地球にやさしい滅菌法であります。
術後合併症
術後感染症…
手術創より細菌が眼内に侵入して起こる、最大の合併症です。これを避けるために、術後1週間は洗髪、洗顔をひかえてもらいます。自前の眼帯をしたり、不潔な手指で眼を擦るなども避けてもらいます。
後発白内障…
水晶体の中身は手術で取り去りますが、嚢は残し、この中に眼内レンズを固定します。手術した方の1割から2割に術後、早いと1ヶ月後から数年後にこの嚢に炎症産物が付着して、視力が低下してくることがあります。この場合はYAGレーザー装置を用いてこの濁ってきた嚢の中心に孔を開けて視力回復を図ります。
術後眼鏡作成
白内障手術を受けると、手術前に使用していた眼鏡はそのままでは合っていないものになりますのでレンズを調整し直さなければなりませんが、時期としては度数の変化が落ち着いてくる術後1ヶ月半頃をお勧めします。
手術費用
手術料は保険適用なので、1割負担の方は約1万5千円、3割負担の方は約4万5千円です。
当院での白内障手術には以上のような手術法を採用し患者さんに最前の医療を提供できるように努力しております。安心してお気軽にお申し出下さい。
あなたさまの1日も早い御全快をお祈りしております。
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